タイミング考
メッセージを伝達する「タイミング」は非常に大切です。
選択できる余地があるのならば、広告にも最適なタイミングを探っていきたいものです。
当然のことですが、誰しも一年中同じ関心を持ちつづけて生活しているわけではありません。それぞれの人があるひとつのテーマに対してもっとも関心が高まっているタイミングというものがあるはずです。
仮にビジネスマンを想定してみましょう。
仕事中とオフタイムでは考えるテーマが大きく異なります。
したがって訴求する内容によって、最適のタイミングというものも大きく異なるわけです。
たとえばメール広告などを考えたときに、「月曜日」は週の始まりで多くのメールを処理しなければならず、何かと忙しいため配信タイミングとしてふさわしくありません。趣味性の高い商品をメールで伝えるときには週末を目前に控えた「金曜日」が有効です。これは、簡単に想像できることだと思います。
さらに、時間単位でメッセージを伝えることが可能であれば、時間を細分化して考えるべきでしょう。
朝はこれから起こること対して心の準備が始まるので、より身近でより現実的なテーマに関連する情報に対して関心が高まります。
昼食時、夕食時になればおなかが空いて食べ物への関心が高まります。
就寝前は少しリラックス感から日常から離れたテーマに関心を持ったりします。
このようにして効果的な時を探り、適したタイミングで広告を狙い撃つことが有効なのです。
また、「注目が集まっている瞬間」が絶好のタイミングとは必ずしも言えません。
たとえば、TVCMで、正解はCMのあと...というようにしてCMを山場に挟み込む事例がよくありました。
非常に関心の高い瞬間にCMを放映できる非常に効果的なタイミング...と考えられていたのですが、結果的には好感度を下げてしまうというリサーチ結果もあったようです。
せっかくの広告もそれによって好感度を下げてしまうというのはとても残念なことです。
「タイミング」は多くの角度から慎重に検討するべきことなのです。
2009/10/08
(代表取締役 望月 真)
