新しいコミュニケーション
昨今、地域社会のつながりが希薄化していると言われ
地域社会の再生について...などのテーマで各自治体などでも議論されているようです。
ただ、一方でその現象を補うように
新たなつながりを生み出してコミュニケーションを活性化させるようなサービスが
どんどんネット上に誕生してきています。
最初のうちはネット上でのコミュニケ―ションに対して穿った見方もありましたが
最近ではそんなにネガティブに語られることは少なくなってきたように思います。
この新しいコミュニケーションの形が一般化してきたということなんだと思います。
地域コミュニティとういうと私がイメージするのは
(ちょっと古いですが...)映画「三丁目の夕日」のような世界です。
何かひとつ問題が起きても、それを解決するために地域は一体となる。
兄貴分的な役割や母親的な役割など...といったような「役割」があり、
強い人間同士の結束があり、それが皆にとって心のよりどころでもあったように思います。
ただ、あまりにも役割が定着化してしまうと
ルールも固まってしまい、多くの価値観を許容できない...ということにもなってしまいます。
そうなると、そのルールからはみ出た行動は慎まなければなりません。
そうなると、まとまりの良さはあるのでしょうが、
突拍子もないようなアイデアが生まれたり大きな変革も起こりづらいということになります。
対して、ネット上のコミュニティはあらゆる価値感が許容される空間です。
さまざまな考え方を持った人に対して賛同者が出現します。
地球の裏側にいる人との対話もできます。
この新しいコミュニケーションを通じて群衆の叡智を集め
多くの難関を乗り越えていくこともあるのです。
...このようなことは20年前では考えられないことです。
コミュニケーションスタイルは、まだまだ変化していくと思います。
コミュニケーションを活性化させるためのサービスもどんどん進化しています。
求めるものが人によって異なる以上、万人にとっての最適なサービスなどというものなどないのでしょうが、
提供する側が様々な声に耳を傾けて、調整を繰り返す...ということで
さらに多くの人にとって心地よいサービスになっていくと思います。
今は、そのようなサービスを提供する側やそれを利用する側の個々の判断によって
どうにでも変わっていく局面なのだと思います。
そう考えると、楽しくもあり、また未来への責任も強く感じられてきます。
2010/3/31
(代表取締役 望月 真)
